私たちは『心地よい暮らし』を追求しています
「暮らし」とは何気ない日常の中にあり、連綿と続いていきます
その「暮らし」は安全で安心に、長く続かなければなりません
それらを実現するため、私たちは「ロングライフデザイン」と「パッシブデザイン」の2つの手法を用いて設計しています
「ロングライフデザイン」とは大量消費される社会の中で、「長く作られ、使われ、愛されているもの」の価値を再評価しようという価値観です
建物に愛着を持ち、長く使うことは、30年と言われる木造住宅の資産価値を引き上げることに繋がります
また、「パッシブデザイン」とは太陽の光や熱、風などの自然のエネルギーを最大限活用する省エネルギーな設計手法です
建物の配置や窓の位置、庭の設えなどを工夫し、質の高い室内環境を整えるとともに、省エネルギーにも貢献することを目指しています
私たちは設計理念を基に、以下の5つの点を重視しながら建物を設計しています
安全で安心な暮らしを営むため、最も基本となる性能が「耐震性能」であると考えます
私たちは、構造計算による耐震等級3の取得をおすすめしています
「お施主様のご家族の安全・安心を守ること」
これは設計者としての義務であり、責務であると考えています
様々な建築工法の中から、一つ一つの建築に最適なものを選択し、ご提案致します
高気密高断熱は「夏涼しく、冬暖かい暮らし」を実現するために備えるべき基本的な性能です
四季を通じて快適に過ごすため、断熱性能とコストを比較しながらバランスの良い工法を選定します
気密性能・断熱性能が高区することで、建物周囲の外的要因による温度変化の影響を受けにくく、小さなエネルギーで建物の室内環境を整えます
エネルギーコストが上昇すると、家計を圧迫します
少ないエネルギーで、高い快適性を得られる空間づくりが大切です
高気密・高断熱な建物はその性質上、熱が逃げにくいという特性を持ちます
高気密・高断熱を基本性能とし、パッシブデザインによる自然エネルギーを取り入れた空間を計画します
私たちは「お客様の暮らし」をデザインします
現在の暮らしの中にそれまで気付いていなかった不満やストレスが隠れています
それらを追求し、「使い勝手」や「お手入れのし易さ」など日々の使用を考慮した設計をします
一つ一つの部材をしっかりと検討することで、ストレスの少ない毎日をお届けします
私たちは「長く使い続けられる建物」をご提案します
そのため、一時的な流行に左右されない、普遍的で飽きの来ないデザインを大切にしています
床材や巾木、手すりなど、建物に使われる部材には極力木材を使用します
木材は時間の流れと共に、美しく変化します
使われる部材の耐久性や清掃性なども視野に入れた計画で、快適な暮らしを実現します
私たちはこの5つの要素を基に、建物の設計を行なっていきます
どんな建物でも、命を奪う凶器となってしまっては意味がありません
風雨はもちろん、大きな地震などの災害にも耐え、人の命を守ってこそ住処になります
そして、更に遊び心を加え、「心地よい暮らしを愉しむ家」を作ります