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設計料について

2023年10月22日
設計料

よく聞かれるのは、この質問です。

皆さん、気になるけど、怖くてなかなか聞けない、というのが本音ですよね。


設計事務所に設計を依頼する際、多くの場合『建築費の10〜15%』といった回答が出てくるでしょう。

これは昔からあるやり方で、建築費が3000万円だった場合、300〜450万円となります。

ここから逆算すると、建物が延床面積が30坪だった場合、10〜15万円/坪です。


この金額の中に、何が含まれているのかは設計事務所次第ですが、私には、建物の価格によって設計費が上下するということに違和感があるのです。


建物の価格は使われる建材によって、大きく左右されます。

前回の床材一つとっても、フローリングなのか、タイルなのかで、単価が異なります。

「フローリングの単価<タイルの単価」であることが多いため、フローリングを選択するより、タイルを選択する場合の方が設計単価が上がってしまうのです。

とてもおかしなことですよね。


そこで、私たちは『坪単価(一坪あたりの価格)』を採用しています。

新築の場合、その価格は『8.0〜9.5万円(税込)』です。

(こちらの費用に、各種申請手数料は含まれておりません)

構造や建物形状によって、設計の難易度が異なるため、幅を持たせています。


上記と同じ条件とすると、30坪の場合の設計料は「240〜285万円」となります。

建物の規模によって決まるため、建築費が3000万円でも4500万円でも変わりません。

こちらの方が、総額のイメージがつきやすいですよね。

分かりにくい建築の費用を、少しでも明確にしていけたらと思っています。


リノベーション、店舗の場合はHP上に記載していますので、そちらをご覧ください。

何かご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ😊