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つなぐデザインが追求する断熱性能について

2026年3月4日
上尾の屋根断熱

昨年末に、一次エネルギー消費量等級7及び8が新設され、ここ最近、断熱に対する関心が高まってきています。


さらに、GX志向型住宅への支援が手厚い補助金「みらいエコ住宅2026」も発表されました。

昨年に比べると、補助金額は50万円ほど下がり、最大110万円となりましたが、住宅業界では注目を集めています。

そのため、断熱や設備について、関心を寄せている方が多いように感じられます。

断熱については、断熱等級7が最高位となりますが、今後は断熱等級8の創設も考えられるでしょう。

そこで、私たちが追求する断熱性能について、ご案内したいと思います。

断熱の性能はUA値で決定されますが、先ほども述べた通り、現在は等級7が最高位となっています。

等級7はUA値=0.26以下、等級6がUA値=0.46以下です。

つなぐデザインでは、新築住宅において、等級5以下は論外です。

最低でも等級6でご提案しています。

ここで、なぜ等級7ではないのか、と疑問に思われるでしょう。


もちろん、等級7に到達出来ない訳ではありません。

断熱材やサッシなどの使用する建材の選定、施工業者さんの技術により、等級7を取得することは可能です。

しかし、等級を上げることによるメリット・デメリットがそれぞれ存在し、それらを考慮した上で、バランスを見て断熱性能を決定しています。

考えられるメリット・デメリットは以下です。

等級7のメリット:外部からの熱による温度変化が少ない、光熱費の削減、遮音性の向上

等級7のデメリット:建築コストの大幅な上昇、高度な施工技術が必要、オーバーヒートの懸念

つなぐデザインが主に設計しているエリアは、地域区分5または6です。

このエリアは、夏の暑さはかなりのものとなりますが、冬の寒さはそこまで厳しいものではないと考えています。

等級7であったとしても、冷暖房が不要という訳ではなく、稼働時間が少なくなるという認識です。

そこで使われるエネルギーの差はそこまで大きなものとは言えないため、光熱費の差もそれほど大きくないのです。

ところが、等級を6から7に上げるためにかかるコストを回収するには、それなりの時間(10年以上)がかかるため、7までは必要ないと考えています。

お金をかければ、どこまでも性能は追求出来ますが、それだけを追求しても快適性が向上し続ける訳ではありません。

どこに判断基準を設定するかは設計者によって変わりますが、私たちはこのような考え方の下、断熱性能を決定しています。


皆さまはどのように感じましたか?

是非、ご意見をお聞かせください。