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こどもエコ住まい支援事業が始まります

2022年12月1日

■こどもエコ住まい支援事業とは

先月、「こどもエコすまい支援事業」が閣議決定され、令和4年度の補正予算案が1500億円と発表されました。


こどもエコすまい支援事業は、「エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図る」ことを目的とした制度です。


子育て世帯、若者夫婦世帯は以下の世帯を指すとのこと。

「子育て世帯」とは18歳未満の子を有する世帯

「若者夫婦世帯」とは夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

(年齢はいずれも令和4年4月1日時点)

■補助の対象について

こどもエコすまい支援事業の補助対象

補助対象となる工事は、大きく分けて2つに分類されます。

ひとつは「先に述べた世帯による住宅の新築」に対する補助です。


ZEH住宅の新築する場合、100万円/戸の補助金が交付されます。

未だ、資材が高騰する中、この支援はとても有難いですよね。

もうひとつは「住宅のリフォーム」も補助の対象となっています。


こちらは対象となる工事が二通りあります。

①住宅の省エネ改修

②住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等(①の工事を行った場合に限る)


30万円/戸の補助金が交付されます。

子育て世帯等によるリフォームの場合は45万円/戸、既存住宅の購入を伴う場合は60万円/戸まで増額となるのもポイントです。

また、安心R住宅の購入を伴う場合は45万円/戸が上限となっています。

■手続きについて

こどもエコすまい支援事業の手続きの流れ

手続きは「こどもみらい住宅支援事業の登録事業者」が行います。

この登録事業者は、建築事業者、販売事業者、施工業者のみが登録できるものとなっており、私たちは登録することができません。

そのため、私たちの場合は、事業登録をしている工務店さんとタッグを組み、申請を行う形を取っています。

高い省エネ性能を誇るZEH住宅を取得するには、それに応じた高性能の建材や住宅設備が必要不可欠となります。

それらを取り入れるには、昨今の資材・建材の高騰は、かなりの影響を与えていることに間違いはありません。

心地良い暮らしを手に入れるための一助となって欲しいですね。


分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。