【リノベーション】松戸の本屋さん〜DIYを前提とした設計〜

せんぱく工舎に誕生するシェア本屋さん「せんぱくBookbase」の設計は少しずつ進んでいます。
クラウドファンディングも無事に終わりましたが、支援者さまへのリターンの一つにDIYへの参加権が組み込まれていました。
そのため、せんぱくBookbaseの仕上げの多くはDIYでの施工を前提としています。

「DIY」は近年、とても流行しています。
手軽にものづくりに参加でき、汗を流し、満足感が得られ、そのものに愛着を持つことできます。
さらに、施工費用も抑えることにもつながり、「DIY」に対する関心は飛躍的に高くなっています。
しかし、ある意味ではとても難しいものです。

・どんな素材、材料を使うのか。
素材や材料によっては、下地の作り方、施工方法に注意が必要なものもあります。
その知識は施工の実績の有無が大きく左右します。

・道具や材料はどう調達するのか。
多くの場合、道具は持ち合わせていません。
様々な道具がある中で、どんな道具を用意するのが最適なのか、判断しづらいこともあるでしょう。
また、材料の適正な量の把握も重要です。
一度に適正な量を準備することで、手間と費用を抑えることが可能になります。

・DIYする方はどの程度の力量をお持ちなのか。
自身で施工する場合、その施工能力は把握しやすく、時間を重ねれば重ねるほど、作業できる量、質ともに向上していきます。
しかし、人を募って作業にあたる場合、どうしてもその力量にばらつきが発生していきます。
1人で3日の作業を、人を集めて3人で作業したとしても、1日で終わるわけではありません。
ここは注意が必要です。

・施工精度は誰が管理するのか。
これはもっとも重要です。
価値観は人それぞれです。
「多少の粗さも味の一つ」とはいえ、粗さの度合いは伝わりにくいものです。
その精度は誰かが管理する必要があります。
施工の多少の粗さは、見方を変えれば「味」と捉えることはできます。
私自身、完璧に作り込まれた空間よりも、そういった味のある空間が好きです。
しかしながら、施工の方法を知らないがために、本来備わるはずの性能を損なってしまうこともあります。
そうならないよう、私たち建築のプロがアドバイスをし、導く必要があると思っています。


さて、せんぱくBookbaseのDIYでは、床のフローリング貼り、天井や壁の塗装、店舗什器の製作・設置などを予定しています。
どのような素材を使い、どのように施工するのか。
適切な選択をしていきたいと思います。

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