リノベーションのススメ①「結露対策」

冬になると、ガラス面に結露が発生していませんか?今朝もかなり冷え込んでいて、結露が発生したお家もかなりあるかと思います。
結露は、水分を多く含んだ暖かい空気が急激に冷やされることによって発生します。
石油ストーブなど、室内に排気を開放する暖房器具を使用している場合、化石燃料の燃焼により、室内に多くの二酸化炭素と水蒸気が排出されています。
暖かい空気には多くの水分を含むことができるため、結露が発生しやすい環境を作り出しているのです。

実は、築15年以上の住宅(マンションを含む)は、サッシの性能があまり良くありません。
現在は樹脂サッシや複合サッシと呼ばれるものが主流となっていますが、当時はアルミサッシが主流でした。
そして、ガラスも一枚であることが多かったのです。
ガラスもアルミも熱伝導率が非常に高く、熱を逃がしやすい性質を持っており、結露の原因になっているのです。

下の表は相対湿度に対する露点温度を示した表になります。
温度と湿度を計測し、表内の数字を下回った時点で結露が発生することが予想されます。
一般の住宅の場合、室温が氷点下になることは想定できないので、省略しています。

冬季の石油ストーブを使用した暖房室では室温22度、湿度80%くらいでしょうか。
その場合、18.4度を下回った時点で結露が発生しますが、単板ガラスやアルミサッシの表面温度は12〜14度くらいになっているため結露してしまうのです。

ではどうすればいいでしょうか?

いくつか方法がありますが、有効な手の一つに「内窓」があります。
既存のサッシの内側に気密性の高い窓をもう一つ取り付けるもので、暖かい空気が熱を逃がしやすい既存サッシに接触することを防ぐ役割があります。
こうすることで格段に結露が減るのです。
しかも、熱が逃げにくくなるので、暖房効果が上がるという嬉しい副作用もあります。

夏はどうでしょう?
夏場のガラスやサッシは結構な熱を持つことはご存知ですか?

夏場のガラスやサッシは40度を軽く超える温度になっています。
既存サッシと内窓の間にある空気層はその熱をシャットアウトしてくれるので、外部からの熱が入りにくくなります。
さらに、熱が逃げにくい性質によって、エアコンの効きが良くなります。
こうして得られるメリットは光熱費に反映され、20%ほど省エネになることが推測されます。

もしも、結露でお悩みなら、是非私たちにご相談ください。
暖かくなってきたこの時期は、リフォームやリノベーションを行うには最適です。
快適な暮らしのために、出来ることを一緒に考えましょう!

次回は、「断熱対策」です。